山に自生する、文字通り天然の山菜、きのこです。
もちろん完全無添加無農薬、旬の山の幸です。
現在、山菜もきのこも多くの栽培品が出回っています。
例えば「ウド」という商品ですが、栽培技術が画一され全国のスーパーで
一年中買えるのでポピュラーな山菜です。
しかし、見た目を良くする為に地下の穴倉で栽培し、無理に茎を白くした
「ウド」はもはや野菜の部類に入り、天然ものとは違う食べ物と言えます。
また、これを畑で日に当て栽培したものが「山ウド」として売られている
ものです。
同じような栽培品に、たらの芽、舞茸などがあります。
暖かいビニールハウスの中で、おが屑と農薬と合成化学肥料とで育った栽
培品と比べると、過酷な大自然で風雨に耐え、暑さ寒さに耐え、大自然の
豊富な栄養で育った「本物」の天然ものとでは味、香り、コクだけでなく
、見た目がすでに違います。
同じく全国のスーパーで売られている「ホンシメジ」という商品がありま
す。
こちらの正体は「ブナシメジやヒラタケの栽培品」であり、
「本物」の天然本しめじとは縁もゆかりも無いきのこです。
「香り松茸、味しめじ」と讃えられるしめじとは「天然本しめじ」を指し
ます。
※現在では「本しめじ」栽培に成功したようで、スーパーにも並びます。
試してみましたが・・・所詮栽培という感じでした。
まあ、ブナシメジよりは幾分ましかな、という感想。
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